西武・渡辺監督代行 故郷で高橋-柘植の群馬バッテリー5回無失点&完封リレー 「後ろ安定感出てきた」 

2024年08月20日 22:22

野球

西武・渡辺監督代行 故郷で高橋-柘植の群馬バッテリー5回無失点&完封リレー 「後ろ安定感出てきた」 
<西・オ>オリックスに勝利し高橋らナインとハイタッチする渡辺監督代行 (撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   西武1-0オリックス ( 2024年8月20日    前橋 )】 西武はオリックスを1-0で下し、渡辺久信監督代行の故郷でもある群馬・前橋で2018年以来6年ぶりの白星となった。
 前橋育英出身の高橋光成が今季12度目の先発登板。プロ入りから3度目となる前橋のマウンドに上がった。先発マスクをかぶったのは健大高崎出身の柘植世那捕手。“群馬バッテリー”で奮闘した。

 過去2度の登板は16年と19年。ともに7失点で黒星を喫していたが、この日は初回から5回まで毎回7安打を浴びながらも無四球無失点。0-0の6回から2番手・佐藤隼に継投し、高橋に勝ち負けはつかなかった。

 打線はオリックスの先発・田嶋に苦戦していたが、5回に佐藤龍が左翼フェンス直撃の二塁打。しかし、後続が倒れて援護はならなかった。それでも7回に再び佐藤龍が今季初の猛打賞となる左前適時打で貴重な1点を奪取。

 佐藤隼以降、平良、ボー、アブレイユの継投でリードを守り切った。

 渡辺久信監督代行は、継投で1点を守り切った内容に「後ろがだいぶ安定感が出てきた。今のうちの戦い方は先制して、何とかリードを保った状態。先発が完投してくれるのが一番いいけれど、そうならなかった場合は後ろがつないで今日みたいな形を作ってくれればいいかなと思う」と述べた。

 前橋での開催は5年ぶり。「144試合の中の1試合だけれど、知り合いの方も多く応援に来てくれますし、群馬のファンになんとかライオンズのいいところを見せたいという、そういう思いはすごくありましたしね」と振り返り、「今年ジャイアンツ戦もあって、(前橋商出身の)井上(温大)君も頑張っている。地元の選手が頑張ることで地元も良い気持ちになってもらえばいいんじゃないかなと思う」と語った。

おすすめテーマ

野球の2024年08月20日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム