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巨人・坂本 この日も見せた魂の激走 CSで打率.353も無念の終戦「悔しいです。負けは負けなので」

2024年10月21日 22:29

野球

巨人・坂本 この日も見せた魂の激走 CSで打率.353も無念の終戦「悔しいです。負けは負けなので」
セCSファイナルS<巨・D(6)>4回無死二塁、中山の左飛で三塁を狙った二走の坂本勇に対して宮崎が微妙な位置で捕球、三進を許す(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【セCSファイナルステージ第6戦   巨人2―3DeNA ( 2024年10月21日    東京D )】 巨人の坂本勇人内野手(35)にとっても無念の終戦となった。
 「6番・三塁」に入り、3試合連続で先発出場。1―0で迎えた4回、先頭で入った第2打席で“代名詞”の二塁打を左中間に放った。

 続く中山の左飛で果敢にタッチアップする好走塁。足から滑り込んでセーフになると、1死一、三塁から戸郷のセーフティースクイズでチーム2点目の生還を果たした。

 まさかの開幕3連敗で崖っ縁に追い込まれた19日の第4戦では1―1で迎えた7回、1死からこの日2安打目となる左前打を放ってチャンスメーク。中山の一、二塁間を抜く安打に一塁から激走を見せて三塁ベースに頭から飛び込んだ。

 続く岸田のセーフティースクイズでは再びヘッドスライディングを見せて勝ち越し&決勝のホームイン。12月に36歳の誕生日を控えるベテランが見せた魂のヘッスラ2連発に全国の巨人ファンが歓喜し、このプレーで最悪だったCSの流れが一度は確かに変わった。

 前日20日の第5戦では、憧れの坂本が見せたヘッスラ2連発に大いなる刺激を受けた22歳の中山がプロ4年目で初アーチとなる先制&決勝ソロ。巨人はわずか3安打で1―0での勝利を収めたが、2安打した中山以外の1安打は坂本が7回に放っていた。

 レギュラーシーズンを打率.238で終えた今季の坂本だったが、今回のCSでは打率.353(17打数6安打)。8回には第4戦に続いてマルチ安打となる右前打を放ったが、勝利には手が届かなかった。

 ▼坂本 悔しいです。負けは負けなので、そこはチームとして捉えて。このオフシーズンは選手一人一人が大事なので。
 

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