【王将戦】藤井王将 時間の使い方「つかめてきた」実戦不足懸念も連勝 経験値生かし王手だ

2024年01月27日 05:00

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【王将戦】藤井王将 時間の使い方「つかめてきた」実戦不足懸念も連勝 経験値生かし王手だ
「勝石」の前で記念撮影をする菅井八段(左)、藤井王将(撮影・大城 有生希) Photo By スポニチ
将棋の第73期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は26日、島根県大田市の「さんべ荘」で第3局の対局場検分を行い、藤井聡太王将(21)と挑戦者の菅井竜也八段(31)が出席した。
 7番勝負を連勝発進した藤井は、その2局の経験値を生かして第3局に臨むと明かした。「時間の使い方、感覚がつかめてきた。そういったところを生かして戦いたい」。昨年10月、棋界の全8冠を独占したことでタイトル戦は5番勝負か7番勝負のみの出場となり、対局数は減少傾向。先月はNHK杯1局とあって、実戦不足への懸念を語ってきた。

 事実、後手番で先勝した第1局は70手目、残り44分とした自身に対し、菅井は2時間3分と差が開いた。2局を経験し、修正できつつあるという。

 前夜祭では地元の伝統芸能「石見神楽」の歓待を受けた。藤井の来場は3年連続となり、過去2回は「恵比須」だった演目を「大江山」へ変えたのは藤井への配慮。対局場から近い物部神社も参拝し「気持ちの引き締まった状態で臨めそう」と笑顔で語った。

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