王将戦第3局 菅井八段の師匠・井上慶太九段が現地で対局見守る 「前日には“頑張りや”と…」

2024年01月27日 16:18

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王将戦第3局 菅井八段の師匠・井上慶太九段が現地で対局見守る 「前日には“頑張りや”と…」
<第73期ALSOK杯王将戦第3局・1日目>大盤解説会に登場した井上慶太九段 (撮影・小田切 葉月) Photo By スポニチ
 将棋の藤井聡太王将(21)=8冠=に菅井竜也八段(31)が挑戦する第73期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第3局1日目が27日、島根県大田市の「さんべ荘」で行われている。この日、日本将棋連盟常務理事として、菅井の師匠である井上慶太九段(59)が来場。弟子の熱戦を見守った。
 従来、師匠が弟子の対局を観に来ることはあまりない。「今回は理事の仕事として、対局の立ち会いで来ました。対局前日には“頑張りや”と伝えられたので、それは良かったと思います」と話す。

 菅井はここまで2連敗で、さらに第2局は1日目に敗着を指すなど、思うような将棋が指せていない。井上は「2局目みたいな、ああいう類いのミスを菅井くんがするのは初めて見た。エアポケットに入ってしまったのかな」と心配していた。

 だが今局の菅井から、ひと味違う雰囲気を感じたという。第1、2局ともに「凄くピリピリしていた」というが、今回は「なんとなくスッキリした顔をしていて、自然体で臨めていると思う」と笑う。戦型も今シリーズ初の向かい飛車で挑み、伸び伸びとした指し手を見せている。井上は「ここまでとは展開の違う将棋。僕は対局の途中で会場から離れてしまいますが、中継を見ながらこの後も注目したいです」と力を込めた。

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