米山隆一氏、京アニ事件めぐるひろゆき氏の持論を「誤り」と一蹴 ネット「見事な論破」「さすがです」

2024年01月27日 15:51

芸能

米山隆一氏、京アニ事件めぐるひろゆき氏の持論を「誤り」と一蹴 ネット「見事な論破」「さすがです」
米山隆一氏 Photo By スポニチ
 立憲民主党の米山隆一衆院議員(56)が27日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。実業家・西村博之(ひろゆき)氏(47)による「京都アニメーション放火殺人事件」に関する持論を「誤り」と一蹴した。
 京都地裁は25日、殺人罪などに問われた無職青葉真司被告に求刑通り死刑判決を言い渡した。ひろゆき氏は、この件について「何はどうあれ被害の甚大さから死刑というのはわかるんだけど、死刑になるための人を助けた医療関係者の努力を考えると、『死刑だから助けなくていい』という判断があってもいいような、、、」と私見をつづった。

 これに米山氏は「まず判決が確定するまでは死刑になるかどうか分かりません。判決確定後も、執行までは再審もあり得ます。それ迄は、被疑者・死刑囚としての制限は受けても人権を有し、病気は治療するのが法治国家です。助けない判断はあり得ません。ネタの可能性を否定しませんが、グロテスクな意見だと思います」と指摘。

 また、ひろゆき氏は「死刑囚を生かす治療をするのは『裁判をする為』とか言われますが、生き延びて証言する事で死刑が免れる証言が存在するか?というと今の裁判官の判断基準では死刑一択だな、、と。生かすなら状況証拠だけで死刑が決まる裁判システムを変えないと意味がないかな、、」と投稿。

 米山氏は「これも誤りで、今回問題になった心神喪失が認められれば、今回の案件でも死刑を免れられます。また、実行行為、故意、因果関係、違法性阻却事由の不存在等の認定も必要で、状況証拠だけで死刑は決まりません。余りに基礎的知識に欠いているのに、何故こんなに断定的に物を言えるのかと思います」と反論していた。

 ネット上では「見事な論破」「さすがです」「これは米山さんの言う通りですね」「今日のひろゆき変ですね」「ほんま正論やなあ」といったコメントが寄せられていた。

おすすめテーマ

2024年01月27日のニュース

特集

芸能のランキング

【楽天】オススメアイテム