「不適切にもほどがある」帰る時はお邪魔しました言う…嗚咽ムッチ先輩にネット爆笑「かわいい」「ケジメ」

2024年03月02日 08:00

芸能

「不適切にもほどがある」帰る時はお邪魔しました言う…嗚咽ムッチ先輩にネット爆笑「かわいい」「ケジメ」
金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」第6話。小川市郎(阿部サダヲ)と向坂サカエ(吉田羊)の会話を聞いてしまったムッチ先輩こと秋津睦実(磯村勇斗・左)は…(C)TBS Photo By 提供写真
 俳優の阿部サダヲ(53)が主演を務めるTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(金曜後10・00)は1日、第6話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けるヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の阿部&宮藤氏&磯山晶プロデューサーが「タイガー&ドラゴン」以来19年ぶりにタッグを組んだ。主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与える。

 第6話は「昔話しちゃダメですか?」。EBSテレビのカウンセラーを続けている小川市郎(阿部サダヲ)の元に、犬島渚(仲里依紗)が同期のドラマプロデューサー・羽村由貴(ファーストサマーウイカ)を連れてやってきた。憧れの大物脚本家・エモケンこと江面賢太郎(池田成志)との新作が決まったが、ミーティング中の出来事に悩んでいるという。市郎は羽村とともにエモケンとの打ち合わせに同席。一方、市郎の一人娘・純子(河合優実)はなかなか家に帰らない父のことが気になり…という展開。

 昭和に戻った市郎は純子、向坂サカエ(吉田羊)&キヨシ(坂元愛登)母子、ムッチ先輩こと秋津睦実(磯村勇斗)とすき焼きを囲む。

 食事の後。86年から9年後に自分と純子に待ち受ける“運命”を知った市郎は、サカエに葛藤を吐露。しかし、帰宅したと思われたムッチがトイレで2人の話を聞き、嗚咽しながらリビングに現れた。

 「おなか痛くて、食べ過ぎちゃって、トイレ入ってたら、なんか凄え話になって。なんか、俺いないことになってるみたいで。なんか出るに出れなくて、なんか…」

 「黙って帰るようなヤツじゃねえから!帰る時は、ちゃんとお邪魔しました言うから!ケジメあるから、こう見えて。純子、死ぬんすか」

 純子に聞かれまいと、サカエがムッチを外に連れ出し、市郎との会話はムッチを“男にするため”の芝居、純子に“蛙化現象”が起きていると説得した。

 純子と同じく、ムッチも外見とは裏腹に“いい奴”。SNS上には「今夜はトイレから泣きながら出てくるムッチ先輩が優勝」「妙に礼儀正しいムッチ先輩、かわいかったw」「ムッチ先輩の号泣場面、なぜか笑ってしまった」「今週はムッチ先輩が笑わせてくれた。帰る時はお邪魔しましたと言う不良。ケジメだよね(笑)」「『なんか』が多いの、(令和の秋津に)ちゃんと遺伝していて面白いw」などの声。視聴者の爆笑も誘った。

 ムッチが憧れる歌手・近藤真彦の曲には「ケジメなさい」(84年)がある。

 次回は第7話「回収しなきゃダメですか?」(3月8日)が放送される。

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