アルピー酒井妻・矢端名結 次女の出産は胎盤早期剥離で命懸け 壮絶すぎて「健康でいてくれるだけで…」
2024年03月02日 18:33
芸能
「というのも、今回は本当の本当に『妊娠出産って最後まで何があるかわからない命懸けのこと』っていうのを体験したからです」と矢端。「結果からいうと、胎盤早期剥離という、普通は赤ちゃんが出てきてから胎盤が剥がれて出てくるのですが、赤ちゃんが出てくる前に、酸素などを送っている胎盤が剥がれてしまう現象が起きてしまったのです」と明かした。
胎盤早期剥離になる確率は100~200人に1人だといい、赤ちゃんに酸素が届かないので窒息状態になり、緊急帝王切開になったり、亡くなったり、仮死状態で産まれてくるので障害がでたりするケースが7~8割あるという。「タバコを吸っていたり、高血圧の妊婦さんは胎盤早期剥離になりやすいそうなのですが、私の場合は、長女のお世話で抱っこや遊び相手で走ったりと多少無理はしていたものの妊婦健診でも何も問題なく健康的に過ごせていました。だから私のような健康な妊婦が胎盤早期剥離になるのは珍しいことなんだそうです」とつづった。
そのうえで「私は不幸中の幸いで、分娩時の頭が見えてきたところで胎盤が剥がれた為、緊急帝王切開ではなく鉗子分娩(大きなヘラのついたハサミのような金属で頭を挟んでひっぱり出す分娩)となりました。私はただただ産むことに集中していたので、胎盤早期剥離になっているとも気が付かず…でも会陰切開と器具を使ってのお産に、骨盤も一緒に抜けそうな感覚がして気が遠のきそうでした。笑←今だから笑える 立ち会った夫も『血が飛び散ってるし名結ちゃんか赤ちゃんどっちかを失うかと思った』と泣いていました。笑」と壮絶だった出産を回顧。「産まれたら赤ちゃんは全身が真紫。息できてなかったのがすぐに分かりました。初めは産声もあげなくて、先生たちが一生懸命蘇生してるのを見て不安になりましたが無事に泣いてくれて、NICUへ移動になりました。先生や助産師さんたちのおかげで、すぐに保育器も出られてすぐに元気に過ごせるようになりました!改めて医療従事者の方たちに感謝です」と感謝した。
「そんなこんなで、2人目の方がお産は楽と言われていますが、私は真逆でした。それから、一度胎盤早期剥離になると次の妊娠でも繰り返す確率が10-20人に1人と、10倍にも上がるそうで色々とリスクも説明していただきました」と矢端。「かかりつけ医にも『早剥で産まれてきてここまで無事なのは宝くじを10回連続で当てるくらい奇跡よ。』と言われて、生きてるだけで丸儲けって本当その通りと思いました」としみじみ。「子育てしていると、赤ちゃんで何もできなかったときは何かひとつできるようになっただけで嬉しくて仕方なかったのに、できることが増えると『それは触っちゃダメ、これもダメ』って叱ることも出てきてしまうけど、健康でいてくれるだけで幸せだと思うこの気持ちを忘れずに子供たちと接していきたいです。産まれてきてくれてありがとう」と記した。
2人は21年11月に結婚。22年5月に第1子女児が誕生。元日に、昨年12月28日に第2子次女が誕生したことを公表していた。