中村壱太郎らが中心の「三月花形歌舞伎」が京都南座で開幕 壱太郎「こうやって平成世代の役者で…」

2024年03月02日 18:26

芸能

中村壱太郎らが中心の「三月花形歌舞伎」が京都南座で開幕 壱太郎「こうやって平成世代の役者で…」
本好演前に客席に登場した中村壱太郎 Photo By スポニチ
 若手歌舞伎俳優の中村壱太郎(33)、尾上右近(31)、中村隼人(30)が中心となった「三月花形歌舞伎」が2日、京都南座で開幕した。
 本公演前には「乍憚(はばかりながら)手引き口上」と題して壱太郎が劇中の扮装のまま、客席に登場。満員に膨れ上がった客席を見渡し「多くのお客さまにご来場頂きありがとうございます」とあいさつした。

 「(演目は)3人で話し合い、こうやって平成世代の役者で古典の演目に挑戦させて頂く思いを伝えたかった」と熱弁をふるった。

 上方歌舞伎の名作「河庄」の治兵衛を右近、小春(壱太郎)を壱太郎で上演。妻がありながら遊女・小春と破滅の恋に向かう危うさを熱演。さらには「女殺油地獄」の与兵衛を隼人が挑み若いエネルギーを爆発させた。公演は24日まで。

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