キンコン西野“20代が人生を決める理由”が賛否「まさにその通り」も…「成功ハラスメント」と指摘も
2024年03月05日 15:55
芸能
そこで「理由は至極シンプルです。学生さんは、あまりピンとこないかもしれないけど、まず、だいたい30代になってくると、結婚している人が増える。すると、家族に充てる時間以外で、仕事で結果を出さなきゃいけなくなる。そうすると、友達は『利害関係』のある友達しか残らなくなるんだよね。ここでいう『利害関係』というのは金銭だけじゃなくて、『知識』や『気づき』をくれる相手も対象になります」と指摘する。
また「もう一点。30代、40代になってくると、頑張っている人は、出世して、それなりのポジションに就く。自分の決定で、売り上げを作らなきゃいけないポジションに就くんです。となると、ここでも『利害関係』が成立している人としか関わらなくなる。『20代をゆっくり過ごしてきて、30歳にもなって、まだ何者にもなれていない人』は、その時点で、付き合う候補から外されちゃうんだよね」とも。
「『20代をゆっくり過ごしてきて、30歳にもなって、まだ何者にもなれていない人』に残された友達候補は、『20代をゆっくり過ごしてきて、30歳にもなって、まだ何者にもなれていない人』で、残念ながらその人は『決定権』を持っていない。あと、会社や社会は、『何者でもない30代』にチャンスは与えないんだよ。どのみちリスクをとって『何者でもない人』にチャンスを与えるのであれば、『何者でもない20代』に与えた方が、期待値が大きいので」と持論を展開した。
「これは僕の肌感ですが、『大学卒業までに生まれた差』というのは、20代で本気を出せば余裕で巻き返せるのですが、『20代で生まれた差』というのは、一生かけても巻き返せない。『後で頑張ればいい』と思っても、20代より後は、そもそも打席に立たせてもらえないんです。待っているのは、成功者を妬み続ける人生です。ちょっとゾッとしますよね」とし「20代はとにかくガムシャラに働いた方がいいと思います」とメッセージを送っていた。
この投稿がネット上で拡散されると、議論の的に。「まさにその通り」「本質すぎます!」「特に若手はいつも心がけておくべき考え方ですよね」「努力してこなかった人間は打席にさえ立たせて貰えないし、補欠にさえなれない」と、西野に同意するコメントが寄せられていた。
一方で「『何者』って、そもそも何(笑)?」「言ってることは正しいと思いますが、じゃあ差がついたら後の人生を投げ遣りになるのも違うと思う」「全員が努力して成功できると思わないでください」「成功ハラスメントじゃん」という声もあった。