小澤征悦 初出演の映画で初歩的な失敗「撮影ってこういうことなんだと初めて思いました」
2024年04月03日 17:38
芸能
結局Tシャツは、スタッフが洗ってくれ、小澤はその間、上半身裸で待機していた。「沖縄のさんさんと照りつける太陽の下、こんこんと怒られましたよ。洗っていただいて、その時上半身裸で、横で待ってて。撮影ってこういうことなんだと初めて思いましたし」と、苦い思い出を明かした。
撮影には父で世界的指揮者の故・小澤征爾さんも陣中見舞いに来てくれたという。「うちの家族がね、おやじも海外から帰ってきて、東京から沖縄まで飛んできて、撮影を見たいって」。ちょうどその日は、小澤演じる主人公が海に入り、亡くなった父に会うという幻想的なシーンの撮影だったという。「砂浜だからさえぎるものがないんです。俺は海の中にいるし。向こうがちょっとザワザワしていると思って見たら、砂浜の向こうの方から、うちのおやじが見えるんですよ。こっちに来るのがね。見えるんですよ。うちのリアルなおやじが。小澤征爾が歩いてくるのが見えるんです」。偶然の一致を明かし、笑わせた。
小澤は「邪魔しちゃいけないと思うじゃないですか?だからずっと中腰で。そろーり、そろーり来てね。すげえ目立ってました」と、征爾さんの行動を回想。パーソナリティーの春風亭昇太は「かえって目立つわ」とツッコミを入れていた。