大月みやこ　新曲「恋人のように…」発売記念イベント　歌手生活60周年「今が一番楽しくて、一番幸せ」

2024年04月03日 20:05

芸能

　演歌歌手の大月みやこ（77）が3日、都内で新曲「恋人のように…」発売記念イベントを開催した。新曲「恋人のように…」を含む全8曲を披露した。

　
　春らしいピンクを基調とした着物姿で登場。「いつも応援していただいている頂くお客様からの“ずっと聞いていますよ！”の一言を掛けていただくことだけで、歌えることの幸せをずっと感じておりました。本日はそんな思いを込めていつもより近くで聴いていただき、大月みやこをずっと聴き続けてきて良かったと思っていただけるような時間を過ごしていただけるよう準備してまいりました」と時折、涙ぐみながら挨拶。

　歌手生活60年の歩みを振り返る名場面集が上映されると、この日のために用意をした華やかな水色のドレスを身に纏い再登場。そして新曲の「恋人のように…」を軽やかに歌唱し、カップリング曲の「人生ふしぎ」や「北の果て…」などを披露した。

　大月の同級生でピアニストの上柴はじめ氏がゲストとして登場し、大月に向けて「ハッピーバースデートゥーユー」の替え歌を観客とともに大合唱。60とあしらわれたケーキのサプライズに大月も感激し「皆様にお祝いいただいて嬉しいです。実年齢は60歳ではないのですが、歌手としては60歳。本当にありがとうございます」とよろこびを語った。

　その後は上柴氏の伴奏で「ノクターンなど4曲を披露。同級生である上柴氏とのセッションに「音楽の世界で偶然再会して、最近ではレコーディングやライブで伴奏してもらっております。もう“お任せ”で通じる間柄です」と話した。

　最後に新曲「恋人のように…」を60年分の感謝の想いを込めて歌唱し新曲発表会を締めくくった。60周年を迎えてなお「今が一番楽しくて、一番幸せ」と語る大月は、今後も新たな挑戦を続けていく。