ふかわりょう 静岡・川勝知事の問題発言を分析「Aを称えるためにBを犠牲にするパターン」

2024年04月03日 22:07

芸能

ふかわりょう 静岡・川勝知事の問題発言を分析「Aを称えるためにBを犠牲にするパターン」
ふかわりょう Photo By スポニチ
 お笑いタレントふかわりょう(49)が3日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)にコメンテーターとして生出演し、静岡県の川勝平太知事の不適切発言について自身の見解を示した。
 川勝知事は1日、県の新規採用職員への訓示で、「県庁というのは、別の意味で言うとシンクタンクです。毎日毎日、野菜を売ったり、牛の世話をしたりとか、あるいは(物を)作ったりとかと違って、基本的に皆様方は頭脳、知性の高い方たちです。ですから、それを磨く必要があります」などと発言。これに県内の農家などから職業差別だと怒りの声が噴出している。その後、川勝知事は6月の県議会で辞職する意向を明らかにしている。

 たびたび問題発言をしては、自身を正当化してきた川勝知事。過去には選挙演説中に御殿場市について「あちらはコシヒカリしかない」、磐田市の女子サッカーチームの表敬訪問を受け「磐田はもともと浜松より文化が高い」と問題発言を連発してきた。

 ふかわは「推察にはなりますけどね」と前置きし、「多くが、何かを褒める時に間違った言葉をチョイスしているんですよ。Aを称えるためにBを犠牲にするパターン」と分析した。

 「実はたくさんの方がやりがちな手法ではありますけど、この立場なので度を超えているのはありますけど、私自身も何かを褒める時に犠牲のBを作ってはいけないって、少し気を遣わないと、油断すると何か犠牲を作った上でAを褒めてしまう」と指摘。「この方はずーっとその手法で、Aを褒めてきたと思うんですけど、この立場でもあり、時代のアップデートもあるかと思いますけど、褒め方がこういう権力者には割と多い傾向ではあるけど、犠牲のBを作らないで欲しいなと、私は思います」と冷静な見解を口にした。

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