石原さとみ テレ朝主演「Destiny」きょう9日スタート「再出発の作品に」 母、女優としても成長中

2024年04月09日 05:30

芸能

石原さとみ テレ朝主演「Destiny」きょう9日スタート「再出発の作品に」 母、女優としても成長中
笑顔でポーズを決める石原さとみ(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 石原さとみ(37)が主演する連続ドラマ「Destiny」(テレビ朝日、火曜後9・00)が、きょう9日にスタートする。第1子出産を経て、ママになってから初めての連続ドラマ。撮影と育児を同時並行し、時には悩むことも。「女優として再出発の作品」とする今作の放送開始を前に意気込みを語った。 (小田切 葉月)
 頬を桜色に染め、コロコロと表情を変えながら撮影の思い出を語る。持ち前の可愛らしさは以前と変わらないが、子供の話になると一転して引き締まった表情に。「連続ドラマと育児の両立は今回が初めて。不安と覚悟の3カ月でした」と振り返った。

 2022年4月に第1子出産を発表し、昨年夏に長野でクランクイン。長距離移動を伴うロケもあった。撮影でヘトヘトに疲れて帰宅しても、夜泣きなどに対応し自分が眠れない時も。「精神的にも体力的にも、凄く踏ん張った時期です」。子供と離れた時は、休憩のたびにトイレで連絡をとって様子を確認。「現場で“石原さん、トイレ長くない?”って言われるくらい」と笑った。

 初めての育児に追われた分、母親としての心構えはより強くなっていった。「自分の命と同じくらい、かけがえのない存在を守る覚悟で過ごしています」。その思いは、作中の主人公にも通じるところがある。

 20年の時をかけたサスペンスラブストーリー。中学生の時に父を亡くしたことをきっかけに検事となり、愛する人を守り抜く強さを持った女性を演じた。年齢も石原と同世代の35歳。「心の強さとか、大切なものに愛を注ぐところとか。分かる!って感じながら役に入り込めました」と語った。

 今年、女優生活22年目。連ドラ出演は日本テレビ「恋はDeepに」(21年)以来、3年ぶりになる。今回演じた主人公は、10年近く事実婚状態の相手がいる設定。落ち着いた“大人の恋愛”は初挑戦だった。まだまだ経験を積んでいく。

 「生活が180度変わった中で、女優として再出発の作品。良いスタートが切りたい」。母親として、女優として石原は成長を続ける。

《運命感じる!スポニチ2度目の来社》
 ○…今作の撮影は、東京・越中島のスポニチ社屋でも行われた。16年放送の日本テレビドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」に主演した際、役作りのためスポニチの編集センター校閲セクションで“1日体験”をしたことがある石原。今回ロケで訪れた時「あれ、私ここ来たことある!って思ったんです」と振り返り「こんな感覚になったことは初めてで…スポニチに運命を感じました」と笑顔で語った。

 ◇石原 さとみ(いしはら・さとみ)1986年(昭61)12月24日生まれ、東京都出身の37歳。02年にホリプロスカウトキャラバンでグランプリを受賞。03年NHK連続テレビ小説「てるてる家族」のヒロインに抜てき。17年まで3年連続「なりたい顔」に選ばれ史上初の殿堂入り。趣味は琴、テニス、ピアノ。1メートル57。血液型A。

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