バカリズム 「芸人が出ちゃう」ドラマ現場で感じる弊害「あんばいが難しい。絶妙な所を狙って…」

2024年04月09日 16:47

芸能

バカリズム 「芸人が出ちゃう」ドラマ現場で感じる弊害「あんばいが難しい。絶妙な所を狙って…」
「4月期金9ドラマ『イップス』制作発表」に出席したバカリズム(撮影・小渕 日向子) Photo By スポニチ
 お笑いタレントのバカリズム(48)が9日、東京・フジテレビで行われた、4月期金9ドラマ「イップス」の制作発表に出席。篠原涼子と染谷将太も登壇した。
 今作は“心理的葛藤やプレッシャーが原因で、今まで出てきたことが急にできなくなってしまうこと=イップス“を抱えた“絶不調”なエリート刑事が主人公のミステリーコメディー。

 バカリズムと篠原のおもしろ痛快会話劇も作品の見どころ。会見でも息のあった掛け合いを披露し、終始笑いの絶えない雰囲気だった。

 篠原は、作品のコメディー感が「強い」とし、「“ククッ”と笑ってしまう要素がたくさんあるので、“ミステリーだよね?”と一瞬分からなくなるぐらい。想像すると笑ってきちゃうという要素がたくさんあるかな思います。撮影現場では凄く楽しくやらせて頂いています」と現場の様子を明かした。

 バカリズムは「ここは楽しいからアドリブ足しちゃおうか、面白く言おうかと思うんですけど、あんばいが難しい。(面白く)言っても人が死んで血を流していたりするので」と笑いを誘い、「(アドリブの)絶妙な所を狙っていかないといけない」と役者魂を燃やした。

 ドラマ現場でも思わず「芸人が出ちゃうので(オモシロ要素を)足しちゃう」バカリズム。「下手に足しちゃうと、ドラマって何回も同じアドリブをやらなきゃいけなくなる。さっきのアドリブもう1回やるんだ。こっちの角度からやるんだ」と赤面し、「ドラマはそれが弊害。下手なアドリブ言えない」と打ち明けていた。

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