大谷翔平のクリケットバット練習 大久保博元氏が解説「面でとらえられている時はレフト方向へ…」
2024年04月09日 14:52
芸能
この日の試合前には、囲み取材に応じた。その中で、7日のカブス戦の雨天中断期間中に室内ケージでクリケットバットを使用して打撃練習を行ったと説明。「クリケットのバットは面になっているので、面で捉えていくというか。どちらかというと体を振って返しているのが早いスイングではあったので、握った時に練習の一環として良さそうだなと思ったのでやりました」と話していた。
クリケット用のバットは、円柱状になった野球とは違い、ボールを平面でとらえるような形状になっている。大久保氏は「面で打つ、自分の出したい方向だったら、面だったら皆さんもイメージできるじゃないですか?」と解説。「バットって丸いものなので、イメージできない。どこへ打球を飛ばすとかってイメージできないんですけど、自分がバットをテニスラケットやクリケットのようなイメージで、来た球を内側から面でとらえることができている時は、レフト方向へ大きいのが飛ぶ」と効果を説明した。
クリケットは世界では大人気のスポーツだが、日本ではあまりなじみがない。大久保氏は「日本ではクリケットというのがあまりやらないので、テニスラケットで練習します。去年も原監督が若い選手とか、吉川尚輝とかにやらせたりしています」と、巨人でもボールを面でとらえるイメージトレーニングを行っていたことを明かしていた。