森永卓郎氏 最初に公表の「膵臓がん」が変更となった経緯説明 「判断っていうのが大きく変わった」検査
2024年06月08日 19:28
芸能
入院直後に、どこの部位にがんがあるのか判断する「血液パネル検査」というのを受けたものの「膵臓がんの場合、95%の確率で変異が出てくる遺伝子変異が全くなかったんです。つまり95%の確率で膵臓がんじゃないっていうことになっちゃったんですよ」とし、「原発不明がん」とされたと説明した。
だが「これは実はタチが悪くってですね、どこのがんか分かれば、それに適した抗がん剤も打てるし、放射線を当てたり、手術するってこともできるんですけど、親玉がどこにいるか分からないので、がんを攻撃することはできない。そうすると自分の免疫を高めるっていう方法しかない」と語った。
そのため現在は「一つは免疫療法の治療薬。原発不明の場合は保険適用で点滴が打てるというルールに数年前から多分変わったんで。それをやってるのと並行して、私の血液を抜いて、免疫を培養で一気に増やして、また体に戻すっていうのを2週間に1回のペースでやっている」と、自身の治療法を明かした。
後者の方は、保険が適用されないため「結構な負担になっているんですよ」と言いながらも「でも、これまで仕事ばかりやってきてお金を使う暇がなかったので、何年かは続けられる状態です」と笑い、現在も仕事のペースを落とさずに続けている理由を「誰かと戦っている方が免疫は活性化する」とした。
当初は「2カ月くらいで結果は出るだろうと言っていたんですが、どちらにも傾いていない。拮抗して動かない状態が続いている」と、ここ4、5月は状況に変化がないと語った。