「真夏の果実」熱唱の高橋四段 加古川青流戦で持将棋指し直しの末に敗退 連日注目浴びるも飛車得生かせず
2024年06月08日 18:56
芸能
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「皆さん、個性を発揮して活躍されることを期待しています」。羽生善治会長(53)から祝福を受け、この日は持将棋指し直しという熱戦で2日連続注目を浴びることになったが、4月のプロデビュー以降の連勝を3へ伸ばすことはできなかった。2勝目の5月21日は棋聖戦1次予選で19年度の棋王戦挑戦者・本田奎六段(26)から勝利を挙げていた。
午後2時開始の持将棋局は振り駒の結果、高橋が後手で戦型は矢倉。大駒4枚を一時、是枝に握られる劣勢からうち2枚を取り返し、持ち駒の点数も27点同士として174手で持将棋に持ち込んだ。
先後入れ替えての指し直し局は、1時間の持ち時間をお互い使い切ったため初手から1分将棋。またも矢倉ヘ進み、71手目に飛車銀両取りの桂打ちを放ってリードした。一時飛車得の駒得まで進めたが、寄せを誤ったようで、最後は逆転を許した。