「光る君へ」道長&定子&ききょう“グレーの喪服”がネット話題「あれが鈍色か」「初めて見た」

2024年06月08日 13:50

芸能

「光る君へ」道長&定子&ききょう“グレーの喪服”がネット話題「あれが鈍色か」「初めて見た」
大河ドラマ「光る君へ」第22話。喪に服す藤原定子(高畑充希)だったが、身籠ったことを藤原道長に明かし…(C)NHK Photo By 提供写真
 女優の吉高由里子(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は今月2日、第22話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 第22話は「越前の出会い」。まひろ(吉高由里子)と藤原為時(岸谷五朗)は敦賀の松原客館に立ち寄り、宋人の長・朱仁聡(ヂュレンツォン:浩歌、ハオゴー)らに迎えられる。浜辺に出掛けたまひろは、そこに佇む周明(ヂョウミン、松下洸平)と出会う。その夜、歓迎の宴が行われ、まひろは皆と楽しいひと時を共に。翌日、一行は越前国府に到着し、越前介・源光雅(玉置孝匡)らに出迎えられるものの、為時は激務のため早々に体調を崩してしまう。医師として現れたのは…という展開。

 高階貴子(板谷由夏)が病のため、天に召された。義弟・藤原道長(柄本佑)は弔問し、藤原定子(高畑充希)と再会。定子は一条天皇(塩野瑛久)の子を身籠ったと明かした。

 「帝のお子を、身籠っております。父も母も逝き、兄も弟も遠く、高階に力はなく、帝のお子を、この先どうやって産み育てていけばよいのか。途方に暮れております。左大臣殿、どうか、どうかこの子を、あなたの力で守ってください。私はどうなってもよいのです。されど、この子だけは…」

 道長、定子、ききょう(ファーストサマーウイカ)の“グレーの喪服”も反響を呼んだ。番組公式サイトによると、道長は「鈍色(にびいろ)の直衣」、袿袴(うちきはかま)姿の定子は「鈍色の袿」を身にまとっている。

 「源氏物語」の中にも、主人公・光源氏が最初の正妻・葵の上を悼む「限りあれば薄墨衣浅けれど涙ぞ袖を淵となしける」「無紋の上の御衣に鈍色の御下襲、棲巻き給へるやつれ姿、華やかなる御装ひよりもなまめかしさまさり給へ」などの描写がある。

 SNS上には「あれが鈍色か!」「鈍色麻布の喪服だ…大河で初めて見た」「テレビで初めて見た気がする」「光源氏が袖濡らして色濃くなった鈍色の喪服だ」「平安期の装束は記録で検証するしかない世界だけど、ドラマの中で鈍色の喪服が登場したことに感激してしまった。鈍色と定子様の不安が重なった場面」などの声が上がった。

 次回は第23話「雪の舞うころ」(6月9日)が放送される。

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