水原一平被告「Uber Eats」配達員やってた 26億円返済 時給3000円として完済までに99年
2024年06月08日 04:00
芸能
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水原被告は10月25日(同26日)に量刑が言い渡されるのを待つ身。米国のウーバーイーツの公式サイトによると、配達員に登録するにはバックグラウンドの調査があり「係争中の容疑でも資格剥奪となる可能性がある」などと記されている。水原被告は剥奪はされなかったようだ。
報道後、ネット上には驚きの声とともに「ウーバーで26億円を返済するつもりか?」などの書き込みが相次いだ。カリフォルニア州では今月、最低賃金(時給)が17・28ドル(約2700円)になる。ただウーバーは配達先までの距離、忙しい時間帯に働いているかなどで賃金が決まるため、水原被告がこの額を受け取れるかは不明。車のガソリン代を差し引いて、数ドルしか手にできないケースもあるという。このため東海岸のニューヨーク市では、フード配達員の労働条件改善で来年4月から最低時給を19・96ドル(約3000円)に引き上げることが決まっている。
配達員の貴重な収入源は、配達先で水原被告も手にしたであろう「チップ」だ。料金の15~20%が相場。仮に水原被告がチップを含め時給3000円を確保できたとしても、26億円返済には約86万7000時間かかる。不眠不休で配達を続けても約99年かかる計算だ。
水原被告は4月に保釈された際、保釈金などのほか「就労の継続」が課された。ウーバー配達員になったのは、この条件を満たすためとみられる。