堀江翔太 15年W杯の歴史的金星は“反抗”から生まれた「それを無視してぐっぐってこらえて…」
2024年06月08日 22:17
芸能
![堀江翔太 15年W杯の歴史的金星は“反抗”から生まれた「それを無視してぐっぐってこらえて…」](/sports/news/2024/06/08/jpeg/20240608s00044000717000p_view.webp)
実は、エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)の指示はPGだったという。堀江は「エディーさんは怒ってましたからね。上(のブース)では“キックで点数取りに行け”と言うんですけど、下(グラウンド)の温度感は、向こうイエローで1人少なくて、“スクラム狙いに行こう”って。その時リザーブで出てきたプロップがあんまり強くなくて、“絶対行けるぞ。イケイケムードで、攻めでしょう”って」。HCの指示に背いての大ギャンブルだった。「エディーさんは上から“キック狙え”って言ってるんですけど、それを無視してぐっぐってこらえて…。スクラム組んだ瞬間に、自分が付けているトランシーバーとか、“こんなん付けてる意味ない!”って、バーンって(外した)」とも明かした。
MCの「おぎやはぎ」矢作兼が、「日本のラグビーが強くなったのはエディーさんのおかげってイメージあるけどさ、実際に大事なのを勝ったのはエディーさん無視してるのな」と笑うと、堀江は「放送できるか分からないですけど…」と苦笑い。「エディーさんは、勝った時はちょっとニタニタしてた。他のスタッフはガッツポーズしてだいぶ喜んでるんですけど、エディーさんだけニヤついてて、複雑な(笑いだった)」と、舞台裏を明かしていた。
日本ラグビー史に残る歴史的勝利に、列島は沸き立った。しかし、堀江らは「日本の情報がそんなに入ってなくて。分からない状態で」と、フィーバーになっていることは知らなかったという。帰国すると、空港には多くの報道陣や、大殊勲を称えるファンが大挙、押し寄せてパニック状態に。「ファンの方がばーっときて、カメラもいっぱいあるし。そこでやっと、すごいことしたんやな?みたいな」と振り返っていた。