麒麟・田村裕 仏は「最もチャンスがある相手」 男子バスケ日本代表へバスケ芸人が熱いエール
2024年07月30日 07:15
芸能
鍵となるのが速い攻撃の組み立てだ。「司令塔の富樫勇樹、河村勇輝、テーブス海の3選手はもちろん、全員でテンポよくボールを運んでいく。急ぐけれども、早打ちはせず確実に決める。これが勝利に必要になってくる」。攻撃の回数を重ねる必要性を説いた。
守備面の重要なポイントは、ウェンバンヤマに長くボールを持たせることだ。「できるだけドリブルをさせてテンポを遅らせて、相手の攻撃回数を減らす。あとはそこから策に溺れてくれるようならばチャンスはある」と分析。「個人では通用してもチームが世界に通用しないというのは延々と見てきた。その時とは全然違う。何か起こしてくれそうという感じはある」と金星に期待を込めた。
「お笑い芸人ではなく、バスケ芸人、バスケットボールおじさんとして活動したい」と語っている田村。日本の躍進こそが自身の夢を実現させる。(前田 拓磨)
≪女子 3点シュート決まればメダルいける≫女子は東京大会に続く2大会連続のメダルを目指す。田村は「女子は前評判的にも、世界から研究されるようになって大変。でも3点シュートが安定して入るようなら今大会も余裕でメダルに手が届く」と展望を語った。キープレーヤーはスピードが武器の宮崎早織(28)だ。「苦しい時にドライブで切り込んで2点を取る選択肢があることで、他の選手の3点シュートも生きる」と指摘。「一人一人のレベルの高さは歴代最強。余計なことを考えず楽しんでほしい」と期待を寄せた。