宝塚歌劇団花組スター聖乃あすか(せいの・あすか)の3度目の主演作「Liefie(リーフィー)―愛しい人―」大阪公演が30日、シアター・ドラマシティで開幕した。
昨年の「舞姫」に次ぐ主演作で、東京(日本青年館)で主演したのは初めて。心優しい新聞記者(聖乃)と、交通事故で両親を失った幼なじみ・ミラ(七彩はづき)との関係を軸に周囲との交流を描くほのぼのとした物語。花組は5月にトップスター柚香光が退団し、永久輝せあ(とわき・せあ)を新トップスターに船出したばかり。聖乃の活躍がますます期待される中での主演作で、ラストには豪華なフィナーレもつき、華やかな舞台姿が持ち味の、聖乃らしい1本となった。公演は8月1日まで。