野々村友紀子氏 兵庫・斎藤知事の“孤軍奮闘”アピールに違和感「AIとしゃべっている時の悲しさ」
2024年09月26日 16:26
芸能
斎藤氏は会見冒頭で、超高級車センチュリーの解約、65歳以上のOB職員の関係先への天下り禁止、県立大学の授業料無償化、海外事務所の規模縮小など、この3年間での改革を次々にアピールした。一方で、疑惑の告発文書を作成した県幹部の男性を、逆に懲戒処分にしたことについては、「繰り返しになりますが問題はなかった」と、これまでの主張を変えなかった。
失職を選んだ理由については、25日の会見後に高校生から送られた「辞職しないで」といった内容の手紙が決め手になったと説明。「マスコミからの批判とか、すごいものがあるけれども、世間も厳しい目で見ているかもしれないけど、彼(高校生)としては“負けないで屈しないで、未来のために頑張って欲しい”というお手紙をもらいまして」と明かし、「選挙は大変だと思うんですけど、頑張ってみようと覚悟を決めました」と述べた。
野々村氏は斎藤氏のこうした見方に、大きな違和感を覚えたという。「私たちが見ている斎藤知事と、斎藤知事が思っている自分の像が違うのかなって。1人で戦って頑張って、マスコミや世間に負けずに僕はこれを通すぞ、という。そうじゃなくて、もっと根本的なところが違うのかな」と首をかしげ、「AIとしゃべっている時の悲しさを感じました」とむなしさを口にしえいた。