泉房穂氏 石破首相の豹変ぶりに失望「もう1回、豹変し直して、国民の方を向いた政治を」
2024年10月04日 20:14
芸能
泉氏は、石破氏が演説の中で、地方創生交付金の倍増、最低賃金を2020年代までに時給1500円に上げることを掲げたことを評価。一方で政治改革には失望感を示した。
「石破総理は早いころから政治改革を訴えておられて、宮沢内閣の時に政治改革をしないからという理由で不信任に賛成もしておられて、自民党を離党している。政治改革というのは石破さんのメインテーマの一丁目一番地のはず」。固い信念を持っているはずの政治改革について、具体案が出なかったことを指摘し、「そうであれば、強くメッセージを出すべきであって、残念なのは、政治改革どこへ行ってしまったの?と」と疑問を呈した。
派閥の裏金事件もめぐる問題にも言及した。自民が派閥の裏金事件で処分された議員について原則公認し、比例との重複も認める方針であることが分かった。泉氏は「裏金問題についても調査も処分も甘かった上に、公認問題も…。公認をどうするのかと思ったら、いきなり、これまで通り公認みたいな形ですから。そこは、どうしちゃったの?という感じですね」と、訴えていた政治改革とは真逆の方向に舵を切ったことに驚きを口にした。
その上で泉氏は、フランスなど諸外国が禁止している企業団体献金を日本も廃止すべきだとし、「他の国と同様に廃止し、国民のお金でやりますからと、国民の方を向いた政治という方が国民の評価は高まると思うんですけどね」と述べた。
総裁選前後で言動が別人のように変わってしまった石破氏に対し、泉氏はあらためて「総理になる前はいいことを言っておられて、総裁選に立候補した当初は国民の方を向いたメッセージが多かったですけど、決選投票が近づくと永田町の方を見だして、(総裁に)なった瞬間にえ?どうしたのという感じなので」と苦言。「ひょう変しはったのなら、もう1回、ひょう変し直して、国民の方を向いた政治をやって欲しい」と願いを口にした。