路地裏ナキムシ楽団 「うそつき-reprise-」千秋楽 中盤にはライブも!観客から大歓声

2024年10月06日 20:35

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路地裏ナキムシ楽団 「うそつき-reprise-」千秋楽 中盤にはライブも!観客から大歓声
「路地裏ナキムシ楽団」の本公演「うそつき-reprise-」で演奏する、たむらかかし(中央)ら Photo By 提供写真
 音楽プロデューサー、作家の田村武也氏らによる「路地裏ナキムシ楽団」の本公演「うそつき-reprise-」が6日、東京・中目黒の劇場「中目黒キンケロ・シアター」で千秋楽を迎えた。
 2010年に結成された同楽団は、「青春ドラマチックフォーク」をコンセプトに、音楽と芝居を融合させた舞台を届けている。今回が12回目の本公演。ステージの後方にたむらかかし(田村)、ハマモトええじゃろ、暮らしべ四畳半を中心とした7人のバンドが控え、物語の転換でさまざまなメロディーを演奏し、見るモノをよりストーリーに引き込んでいった。

 「うそつき」は2013年に上演された公演で、今回は11年ぶりに音楽などを一新して届けた。駅前広場の前で商売する詐欺師まがいの霊媒師を中心に巻き起こる人間ドラマ。そこへ1人の男の子がやってくる。「事故で亡くなった両親に会いたい」。霊媒師はその能力がないことをごまかしながら時が過ぎていく。心温まるさまざまな人間模様が描かれ、最後に物語が大きく動いていく。

 バンドが演奏する楽曲は、普遍性を持ちながらも、登場人物の心情に寄り添う。フォーク調の曲を中心に、ロック、ブルースといった要素も。中盤にはライブコーナーもあり、観客とともに大きく盛り上がった。

 最後に田村が「こんなに集まっていただき、ありがとうございます」とあいさつすると、観客から大歓声。「来年で15周年を迎えます。7月31日から8月2日に公演を予定してます」とPRした。

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