錦織、2大会連続8強!日本勢96年ぶりメダルへ一歩前進
2016年08月12日 03:57
五輪
男子シングルス3回戦が行われ、第4シードで世界ランキング7位の錦織圭(26=日清食品)は同121位のアンドレイ・マルティン(26=スロバキア)と対戦、6―2、6―2でストレート勝ちし、2大会連続のベスト8入りを果たした。準々決勝は世界11位のガエル・モンフィス(29=フランス)と対戦する。
1、2回戦ともにストレート勝ちした錦織に対し、マルティンは2回戦で第13シードのフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)が棄権したために勝ち上がり。第1セット第1ゲームをラブゲームでキープした錦織は続く第2ゲームでブレークに成功。すぐにブレークバックを許したものの、第6ゲームで再びブレークに成功、さらに第8ゲームもブレークして6―2。
続く第2セットは序盤、互いのサービスゲームをキープする展開となったが、3―2で迎えた第6ゲームでブレークに成功。さらに第8ゲームもブレークして6―2。3試合連続のストレート勝ちで準々決勝に駒を進めた。
五輪でのテニス日本勢のメダル獲得は、1920年(大正9)アントワープ大会の男子シングルスと同ダブルスの2種目で銀メダルを獲得した熊谷一弥のみ。錦織は96年ぶりのメダル獲得が期待されている。
モンフィスは3回戦で世界14位のマリン・チリッチ(27=クロアチア)を6―7、6―3、6―4で下し、準々決勝に進出した。