羽賀 100キロ級準々決勝で敗れ敗者復活戦へ 初戦得意の内股で一本勝ちも…
2016年08月12日 00:31
五輪
柔道の男子100キロ級の予選が11日に行われ、2015年世界選手権王者の羽賀龍之介(25=旭化成)が2回戦から登場。得意の内股で一本勝ちするなどしたが、準々決勝で指導を取られ敗れ、敗者復活戦に回ることになった。。
初戦の2回戦でボロダフコ(ラトビア)と対戦し、左の奥襟をしっかり持って2分29秒、内股でまず一本勝ち。3回戦は開催国ブラジルのブザカリニが相手となり、完全アウェーの中で羽賀は冷静に戦い、何度か内股を仕掛けるも決まらなかったが、攻勢をかけたことで相手が消耗。スタミナが落ちたところで指導を取られ、優勢勝ちした。
準々決勝はクルパレク(チェコ)とぶつかり、何度も内股をかけた羽賀だが、決め手がなく、逆に指導を取られ敗れた。
◆羽賀 龍之介(はが・りゅうのすけ)15年の世界選手権覇者。神奈川・東海大相模高で09年全国高校総体優勝。東海大に進み10年世界ジュニア選手権、11年ユニバーシアード制覇。世界ランキング5位。得意は内股。旭化成。1メートル86。24歳。宮崎県出身。