羽賀 相手と組んだ瞬間「負けたくない」 気持ち切り替え銅メダル
2016年08月12日 08:13
五輪
準決勝で敗退した際は「なかなか受け入れられなくて、惰性のような気持ちもあったが、(3位決定戦の)相手と組んだ時に、銅メダルを取りたいというよりも、目の前の相手に負けたくないという気持ちが沸いた」と気持ちが切り替わった瞬間を振り返った。
東海大入学後の12年夏、脱臼を繰り返していた左肩関節の手術に踏み切ってから低迷が続くなど、苦労も多かった羽賀。「これまで結果が出せなくて、ずっとしんどくて。金メダルを取って、重量級復活っていうふうにしたかった」と悔しさをにじませたが、最後は「今は銅メダルという結果を受け入れるしかない。いつかは大きな成果を上げたい」と東京五輪での活躍を誓った。