日本代表・森保監督 国歌斉唱で感極まり涙 古巣・広島での代表戦開催に思いあふれる

2024年06月11日 20:32

サッカー

日本代表・森保監督 国歌斉唱で感極まり涙 古巣・広島での代表戦開催に思いあふれる
涙を流す森保監督(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 サッカー日本代表は11日、26年W杯北中米大会アジア2次予選最終第6戦でシリア代表と対戦。試合前の国歌斉唱では、日本代表の森保一監督(55)が目に涙を浮かべる場面があった。
 今年2月に開業したエディオンピースウイング広島では初のA代表戦。同スタジアムを本拠地とするサンフレッチェ広島は森保監督にとって現役時代に計9年間プレーした古巣で、監督としても12~17年の約5年半指揮して計3度のリーグ優勝を達成した。

 10日の公式会見では「私にとっては現役生活を長く過ごして、指導者としてもお世話になって、人としてもいろんな成長をさせてもらった土地でもある。広島で試合をできることは非常にうれしく思っている」と広島への思いを語っていた。

 さらに、世界平和についても言及。「広島は世界に2つしかない原爆の被爆地。現在も世界で戦争や紛争が多く起こる中、悲しい思い、大変な思いをしている方々がたくさんいることが現実として起こっている。尊い命を大切にすること、街の皆さんが平穏に過ごせること、平和を考える意味でもこの広島で試合があって、スタジアムの近くに平和公園や原爆ドームの歴史に触れていただいて、平和について考える機会になればいいと思います」と強調していた。
 

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