日本代表・森保監督 24年間過ごした広島での試合は「非常にうれしい」GK大迫らメンバー入れ替えも断行

2024年06月11日 04:30

サッカー

日本代表・森保監督 24年間過ごした広島での試合は「非常にうれしい」GK大迫らメンバー入れ替えも断行
<日本代表練習>会見で笑顔を見せる森保監督(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 日本代表はきょう11日、エディオンピースウイング広島での26年W杯アジア2次予選最終第6戦でシリアと対戦する。森保一監督(55)にとっては自らの原点ともいえる広島での20年ぶり国際Aマッチ。既に進出を決めている9月からの最終予選を見据えた3バックシステム継続と大幅なメンバー変更を明言した。06年ドイツ大会、22年カタール大会に続く3度目の全勝突破で最終予選進出を狙う。
 今季から稼働する新スタジアムでの初の国際Aマッチ開催に、森保監督の言葉も熱を帯びた。「現役生活を長く過ごし、指導者としてもお世話になり、人間として成長させてもらった。その広島で試合ができることは非常にうれしい」。選手、監督として約24年間過ごした地で、恩返しの白星を誓った。

 シリア戦は「チームとしてより共有を図れるように」とミャンマー戦に続く3バック戦術を明言。さらにGK大迫(広島)ら大幅なメンバー入れ替えも断行し、戦術を浸透させ、選手層を厚くする構えだ。全勝での最終予選進出ならば3度目、全試合無失点なら18年ロシア大会以来2度目。既に2次予選突破しているが、9月からの最終予選へ向けて一分の隙も見せない。

《新戦術の鍵は前線へのパス》
 冨安は、3バックの右で先発することが確実となった。既に首位通過が決まっている2次予選は、不戦勝を含む5試合で無失点を継続中。「しっかり自分のやるべきことをやって、チームの勝利に貢献できればいい」と意気込んだ。ミャンマー戦はベンチ外も状態は万全。「前の選手にどれだけ良い状態でボールを渡してあげられるかが後ろの役目」と新戦術のポイントを口にした。

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