予選敗退のシリア代表監督が辞意表明「私の終焉」 日本戦5失点に「日本は実力上」と認める

2024年06月11日 21:35

サッカー

予選敗退のシリア代表監督が辞意表明「私の終焉」 日本戦5失点に「日本は実力上」と認める
試合前に握手する森保監督とクペル監督(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【W杯北中米大会アジア2次予選B組   日本5―0シリア ( 2024年6月11日    エディオンピースウイング広島 )】 サッカー日本代表は11日、26年W杯北中米大会アジア2次予選最終第6戦・本拠シリア戦に5―0と勝利。広島では20年ぶり、新スタジアム・エディオンピースウイング広島としては記念すべき初の国際Aマッチを白星で飾り、同予選6戦全勝24得点無失点という圧倒的な成績で9月からの最終予選へ弾みをつけた。
 一報、敗れたシリア代表のクペル監督はこの試合限りでシリア代表監督を辞任すると表明した。北朝鮮がミャンマーを4―1で下したことでB組2位に浮上。シリアは同組3位が決定し、W杯アジア2次予選敗退が決まった。

  クペル監督は「日本は今日、本当に大きな打撃を私たちのチームに対して与えました。そのことに関しては疑えない事実だと思います。 私たちの今日の戦術がうまくいかなかったというところ、大きな敗因だったと思います。日本に対してプレッシャーをかけて、ボールを早く奪おうということを狙っていいたんですけれども、そこを突破され、突破されるたびにチャンスを作られてしまったという感じで、私たちが思い描いていたようなプレスがかけられず、それによってスペースが空いて、そこ日本に利用されてしまったと。日本の方が私たちよりも実力的に上回っていた」と完敗を認めた。

 そして、「最後に付け加えたいのは、本当に選手は献身的に戦ってくれた。働きには満足しています。次のステージに進むことはできなかった。W杯向けたそのプロセスが終わり、それは私の終焉でもあります。約1年半、指揮を続けてきましたが、残念ながら目標を達成できず、シリア国民、シリア協会には感謝を述べたいです」と辞意を表明した。

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