元グラドル森下千里氏が当確 小泉進次郎氏“肝いり”で比例2位好待遇「地域に明るいニュースを」

2024年10月28日 00:50

社会

元グラドル森下千里氏が当確 小泉進次郎氏“肝いり”で比例2位好待遇「地域に明るいニュースを」
森下千里氏
 第50回衆院選が27日、投開票され、即日開票された・自民党の新人で元グラビアアイドルの森下千里氏(43)が比例で当選を確実にした。支援者の前で会見し「政治への関心、期待が低いように感じた。地域へ明るいニュースを届けられるように頑張りたい」と抱負を語った。
 国政選挙初挑戦だった2021年3月の衆院選では宮城5区で、立憲民主党の安住淳氏に敗れ、比例復活もならず涙をのんだ。3年ぶりの雪辱戦は、小選挙区には立候補せず、比例代表の東北ブロックで、単独2位の好待遇を受けての初当選となった。

 今月9日には自身のX(旧ツイッター)で、出馬を表明。「2度目の挑戦が東北よりできる事がとても嬉しいです」と名古屋市出身だが、東北への愛着をアピールし、「応援してくださる皆様に決して恥じぬよう、これからも頑張っていきます。心から感謝」と決意をつづった。

 前回の落選後も東北を拠点にする覚悟でつじ立ちを続け、今年5月には東北福祉大(仙台市)の客員教授に就任した。

 女性候補者の擁立を力を注ぐ、小泉進次郎選対委員長にとっても、森下氏は肝いりの候補だった。準備期間が短い中、選挙を戦ったことがあり、タレント経験から広告塔にもなりうる森下氏に期待をかけていたという。他にも比例の上位に女性候補を配したブロックもあるものの、比例単独立候補の新人では、ここまでの優遇は全国でも森下氏だけだった。

 政治とカネ問題、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題などで苦戦が伝えられる自民にあって、森下氏の当選は数少ない明るい話題となった。

 森下氏はレースクイーンとして芸能活動を開始。グラビアアイドル、タレント、女優、さらには作家としても活動した。グラビアでは女ヒョウポーズを武器にファンを悩殺したが、2度目の選挙戦は“秒殺”で政界進出を決めた。

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