河村たかし氏、圧勝 「総理を狙う男アゲイン」 百田尚樹氏ニッコリ保守党議席確保
2024年10月28日 04:31
社会
躍進を支えたのは河村氏だ。今月1日に「減税政策など、名古屋でやってきた庶民革命を国でも進める」と、衆院選への出馬を表明。同市の住民税を15年にわたって減税するなど実績を引っさげての国政進出に「地方よりはやりやすい。税収増やすためには税率下げなあかん」と訴えた。
「日本保守党」の国政選挙は4月に行われた東京15区の衆院補選に続く2度目。小選挙区は愛知のみで、比例で全国6ブロックに26人を擁立。百田氏が「自民党の間違っていた政策を批判していたら、共感する聴衆が増えていた」と語るように政権批評票や保守層の受け皿となった。
自民への批判から結党した。比例での議席獲得も見込まれ、自公政権の連立入りの可能性を問われると百田氏は「基本的には考えていない。もし“首相は保守党から”と提案されるなら考える」とジョークを飛ばした。(高原 俊太)