甘利明元幹事長は立民新人に惨敗 政界引退の可能性も神奈川20区
2024年10月28日 04:30
社会
幹事長在任中だった21年の衆院選では旧神奈川13区で当時の立民新人に敗北。16年に週刊文春が金銭授受疑惑を報道し、そのダーティーな印象を払拭できなかった。その後、比例で復活当選したものの幹事長は辞任した。
今回は新設された神奈川20区からの出馬となったが選挙戦では苦戦が続いた。演説を行っても集まる人はまばら。20日には小泉進次郎選対委員長が応援に駆けつけたが、聴衆は甘利氏そっちのけで小泉氏にスマホを向け続けるという皮肉な結果となった。永田町関係者は「今回の落選でこのまま政界を引退する可能性もあるかもしれません」と話している。