選対委員長辞任の小泉進次郎氏が声明 「本当に申し訳なく…」今後は「一衆議院議員として全力尽くす」

2024年10月28日 15:16

社会

選対委員長辞任の小泉進次郎氏が声明 「本当に申し訳なく…」今後は「一衆議院議員として全力尽くす」
小泉進次郎氏 Photo By スポニチ
 自民党の小泉進次郎選対委員長(43)は28日、自身のインスタグラムを更新。27日に投開票が行われた衆院選で同党が大敗したことを受け同日、選対委員長を辞任したことについて言及した。
 28日未明、全465議席の当選者が確定し、自民、公明両党の与党は計215議席で過半数(233)を割り込んだ。派閥裏金事件が影響し自民は公示前から65減らして191議席、公明党は8減の24議席にとどまり、大敗を喫した。

 この結果を受け、小泉選対委員長は党総裁の石破茂首相に辞表を提出し、受理された。

 小泉氏は「結果的に、今回は政治資金の問題が争点となり、大変厳しい選挙となりました」と今回の衆院選を回顧。有権者や党員党友、スタッフに感謝した上で「多くの同志が大接戦を演じましたが、私が初当選した2009年以来の大敗となりました。選挙結果は如何なるものであろうと、全て党の選挙対策委員長としての私の責任です。先ほど辞表を総理に提出し受理されました」と辞表を提出したことを発表した。

 続けて「全国で頑張っていた同志の皆さまには私の力が不十分であったことを本当に申し訳なく思います。今後、涙を飲む結果となった候補者に寄り添い、再出発の後押しをしていきたいと思います」と今後についてつづった。「このたびの国民の審判を謙虚に受け止め、大きな反省の上に、政治改革を不断に進めるとともに、国家国民のため内外の諸課題解決に一衆議院議員として全力を尽くしてまいります」と決意を新たにした。

 最後には地元の支持者たちへ「今回の選挙では選挙期間中ほとんど不在だったにもかかわらず当選に導いてくださったこと、いくら感謝をしてもしきれません」と感謝。「私の選挙を支えてくれた陣営スタッフのみんな、本当にありがとう。この勝利はみんなが勝ち取ってくれたものです。その重みと感謝を胸に6期目も責任を果たしてまいります」と力を込めた。

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