クレルモン松島 “スパイク”にラリアット…災難続きもフル出場で勝利に貢献 ラグビー仏1部

2021年03月28日 00:57

ラグビー

クレルモン松島 “スパイク”にラリアット…災難続きもフル出場で勝利に貢献 ラグビー仏1部
クレルモンの松島(AP) Photo By AP
 【ラグビーフランス1部リーグ第20節   クレルモン34―27パリ ( 2021年3月27日    パリ )】 日本代表FB松島幸太朗(28)を擁するクレルモンは、敵地でパリに34―27。今季12勝目(7敗)を挙げた。15番で先発した松島はフル出場。2試合連続でノートライに終わったが、たくましさを増したプレーで勝利に貢献した。
 リーグは当初から予定されていた休止を経て3週間ぶりに再開。十分な休養を取った松島も、序盤から動きの良さが目立った。前半30分には敵陣10メートルライン付近でボールを持つと、左右のディフェンスを切れ味抜群のステップで交わし前進。さらに1人をハンドオフで突き飛ばすと、最後は絡まれながらもWTBラカにラストパスを通してトライをアシストした。

 攻撃のキーマンとして警戒されてか、この日は何度も災難に見舞われた。前半21分と後半26分には、いずれもレイトタックルを受けてペナルティーを獲得。特に後者は首をラリアットされ、相手はシンビンとなった。極めつけは後半33分でハイボールを競り合った際、キャッチした相手の右足の靴底が顔面を直撃。相手はレッドカードで一発退場となる悪質さだった。それでも松島は痛がるそぶりも見せずに80分間フル出場。敵地での接戦をものにした。

 昨年9月に開幕した長丁場のレギュラーシーズンも終盤に突入。残りは6試合で、現在首位のトゥールーズ、2位のラロシェル、3位のラシン92、6位のトゥーロンと、上位勢との対戦が控えている。4位のクレルモンにとっても、プレーオフ(上位6チーム)進出へ負けられない試合が続きそうで、さらにギアが上がってきた松島に掛かる期待も大きくなりそうだ。

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