トヨタ自動車 全勝対決でサントリーに惜敗

2021年03月27日 17:17

ラグビー

 【ラグビー・トップリーグ第5節   サントリー39―36トヨタ自動車 ( 2021年3月27日    パロマ瑞穂ラグビー場 )】 レッドカンファレンスのトヨタ自動車はサントリーとの全勝対決で惜しくも敗れた。7点を追う後半36分、敵陣ゴール前でスクラムを押し込むと、途中出場のSH滑川剛人(31=帝京大)のサイドアタックから最後は途中出場のCTB岡田優輝(25=帝京大)が中央へ回り込んでトライ。ゴールも決まって一時は同点に追いく粘りを見せたが、最後の最後に力尽きた。
 勝ち越しを狙った試合終了間際、連続攻撃でボールを支配したが、自陣右中間で痛恨の反則。サントリーのSOボーデン・バレット(29=ニュージーランド)に“サヨナラPG”を決められ、開幕からの連勝が4で止まった。

 風上の前半は理想的な展開だった。前半26分にフランカー吉田杏(25=帝京大)が、同35分にはCTBマレ・サウ(33=ニュージーランド)がトライを奪うなど14点リードで折り返したが、後半に暗転した。共同主将のSH茂野海人(30=大東大)は「個人のタックルミスなどで相手に流れを渡した」と悔やんだ。

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