ラグビー神戸 平尾さんに誓う「王者復権」七回忌に気持ち新た リーグワン初制覇目指す

2022年10月21日 06:00

ラグビー

ラグビー神戸 平尾さんに誓う「王者復権」七回忌に気持ち新た リーグワン初制覇目指す
平尾誠二さんが亡くなって6年がたち、黙とうをささげる神戸の選手とスタッフ(C)コベルコ神戸スティーラーズ Photo By 提供写真
 ラグビー元日本代表で、日本代表監督や神戸製鋼(現神戸)GMなどを歴任した平尾誠二さんが16年に53歳で亡くなり、20日でちょうど6年となった。七回忌を迎え、リーグワン神戸は同日午前の練習時に選手、スタッフ全員で黙とうをささげた。約2カ月後に今季の開幕を控え、No・8前川鐘平(34)は「チームが栄えていく、続いていくことを平尾さんも望んでいると思う。チームとしての状態を上げて一戦一戦、勝っていきたい」と力を込めた。
 前川は東海大在学時に当時GMだった平尾さんから勧誘された。「あんなシュッとして男前やのに、こんなベタな関西弁をしゃべるんや、というギャップに驚いた」と笑いながら「ラグビー界のレジェンド。尊敬する人で、うれしかった」と懐かしむ。入社以来、社業と並行してプレーを続ける。平尾さんにかけられた「社員選手の代表として頑張っていけよ」という言葉を胸に18年度は共同主将として15季ぶりトップリーグ制覇に貢献した。

 リーグワン初年度の昨季は7位に低迷した。V7時代に平尾さんとともに戦った福本正幸チームディレクターは「目標はもちろん優勝。今年はまずチームづくりから意識している」と語る。昨季より3カ月も早い7月から始動。ベースから強化し、リーグワン初制覇を目指す。(西海 康平)

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