クリッパーズのレナードが2季ぶり復帰して14得点 レイカーズには通算8連勝 ジェームズは20得点

2022年10月21日 14:27

バスケット

クリッパーズのレナードが2季ぶり復帰して14得点 レイカーズには通算8連勝 ジェームズは20得点
2季ぶりに復帰したクリッパーズのレナード(AP) Photo By AP
 開幕3日目を迎えたNBAは20日に2試合を行い、ともにロサンゼルスを本拠にしているレイカーズとクリッパーズが激突。クリッパーズが103―97(前半56―56)でレイカーズを振り切って今季初戦を白星で飾り、このカードでは通算8連勝となった。
 クリッパーズでは膝の故障で昨季を全休したカワイ・レナード(31)が第2Qの5分35秒にベンチから登場。21年6月14日の西地区準決勝第4戦(対ジャズ)以来、1年4カ月ぶりの実戦で、ベンチスタートはスパーズ時代の2013年11月10日(対ニックス)以来、9年ぶりとなった。

 スパーズとラプターズ時代のファイナルで過去2回MVPとなっているレナードは復帰戦となったレイカーズ戦では21分出場。フィールドゴール(FG)を12本中6本(うち3点シュートは4本中1本)、フリースローを2本中1本成功させて14得点と7リバウンド、2アシスト、1スティールをマークした。

 クリッパーズはチーム・リバウンド本数で58―38とレイカーズを圧倒。センターとして先発したイビツァ・ズバッツ(25)は14得点と17リバウンド(うちオフェンスは6本)を稼いだ。

 レイカーズはウォリアーズとの開幕戦に続いて連敗。昨季までスパーズに在籍していたガードのロニー・ウォーカー4世(23)がチーム最多の26得点を記録し、第2Qで最大16点差をつけられながら第4Qでは一時リードを奪ったものの、その後の接戦を制することができなかった。

 カリーム・アブドゥルジャバー(元レイカーズほか)が保持している通算得点記録の更新がかかっているレブロン・ジェームズ(37)は37分出場して20得点、10リバウンド、6アシスト、2ブロックショット、1スティール。ジャバーの記録まではあと「1274点」となっている。

 レイカーズの3点シュート成功は45本中9本で成功率は20・0%。アンソニー・デービス(29)は25得点を稼いだものの、ラッセル・ウエストブルック(33)は27分の出場でFG11本(うち3点シュートは6本)をすべて失敗して2得点にとどまった。

 敵地フィラデルフィア(ペンシルベニア州)で開幕戦を迎えた東地区優勝候補の一角、バックスは90―88(前半75―53)で76ersを下してクリッパーズ同様に白星発進。ヤニス・アデトクンボ(27)が21得点、13リバウンド、8アシストをマークして勝利に貢献した。

 76ersは2戦2敗。第3Q終了時点で10点差をつけられながら、第4Qの5分19秒に80―80と同点に追いつき、残り32・9秒には88―86とリードを奪ったが、直後にバックスのウェズリー・マシューズ(36)に3点シュートを決められて再逆転を許した。

 昨季に得点王となったセンターのジョエル・エンビード(28)は15得点と12リバウンド。76ersの3点シュート成功は24本中5本で、成功率は20・8%とレイカーズ同様に低調だった。

 <20日の結果>
バックス(1勝)90―88*76ers(2敗)
クリッパーズ(1勝)103―97*レイカーズ(2敗)
 *はホームチーム

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