ラグビー女子日本代表、イタリア戦登録メンバー23人発表 南主将「絶対に勝って、まだまだ上に」

2022年10月21日 14:14

ラグビー

ラグビー女子日本代表、イタリア戦登録メンバー23人発表 南主将「絶対に勝って、まだまだ上に」
オンライン取材に応じた南主将 Photo By スポニチ
 ラグビー女子W杯ニュージーランド大会に参加している日本代表(世界ランキング12位)は21日、1次リーグ(L)最終戦として23日に臨むイタリア(同5位)戦(オークランド)の登録メンバー23人を発表した。第2戦の米国戦に続き、プロップ南早紀主将(横河武蔵野)、フッカー谷口琴美(パールズ)、CTB山本実(パールズ)ら先発15人を固定。レスリー・マッケンジー・ヘッドコーチ(HC)と南は現地からオンライン取材に応じ、負けられない一戦へ抱負を口にした。
 12チームが3組に分かれて争う1次Lで、B組の日本は開幕2連敗を喫し、勝ち点0の4位。目標とする8強入りにはイタリア戦で勝利し、最低でもB組3位に入ることが必要で、各組3位の中で成績上位2チームに入らなければならない。

 マッケンジーHCはイタリアを「プレースタイルやキャラクター面で日本と似ているところがある。アスリートとして戦う姿、ボールプレーイング、情熱を持っているところは似ている」と分析する。南は「キックもうまく使うし、ボールキャリーもアジリティーを使って、スピードもある選手が多い。ディフェンスで対応しながら、やみくもに前に上るだけじゃなくて、フィールドをうめるように狙いながらプレッシャーをかけていきたい」と対策を語った。

 1次L突破へ、勝ち点のボーナスポイントを獲得するため、大量得点が求められるが、「トライを追い求めすぎないことが重要。ゲームの中で何をコントロールしてトライにつなげるか」と冷静なマッケンジーHC。現地では図書館に行くなど、読書で気持ちを整えたという南は「2敗していて、上に上がるためには厳しい戦いになる。絶対に勝って、まだまだ上に(勝ち)上がりたい」と言葉に力を込めた。

▽女子日本代表登録メンバー
1 南 早紀(横河武蔵野)
2 谷口 琴美(パールズ)
3 加藤 幸子(横河武蔵野)
4 佐藤 優奈(東京山九フェニックス)
5 高野 真希(横河武蔵野)
6 細川 恭子(パールズ)
7 長田いろは(アルカス熊谷)
8 斉藤 聖奈(パールズ)
9 阿部 恵(アルカス熊谷)
10 大塚 朱紗(RKUグレース)
11 今釘 小町(アルカス熊谷)
12 山本 実(パールズ)
13 古田 真菜(東京山九フェニックス)
14 名倉ひなの(横河武蔵野)
15 松田 凜日(日体大)
16 小牧日菜多(日体大)
17 ラベマイまこと(横河武蔵野)
18 吉村 乙華(アルカス熊谷)
19 川村 雅未(RKUグレース)
20 向来 桜子(日体大)
21 津久井 萌(横河武蔵野)
22 中山 潮音(横河武蔵野)
23 庵奥 里愛(パールズ)

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