小兵・雷鵬が白熱の申し合い24番 元白鵬の宮城野親方から高度な技術指導も

2022年10月21日 17:48

相撲

小兵・雷鵬が白熱の申し合い24番 元白鵬の宮城野親方から高度な技術指導も
雷鵬(右)におっつけの技術を指導する宮城野親方(撮影・前川 晋作) Photo By スポニチ
 大相撲の三段目・雷鵬(25=宮城野部屋)が21日、東京都墨田区の同部屋で白熱した猛稽古を繰り広げた。
 申し合い稽古では幕下・向中野(20)と序ノ口・大谷(22)を相手に24番取って11勝13敗。1メートル71、96キロの小兵ながら、しこ名の通り“雷”のような切れ味鋭い出し投げで自身より約80キロ重い相手を翻弄する場面も見られた。ぶつかり稽古では幕下・宝香鵬(33)の重い胸を借り、小さな体を酷使して大粒の汗を流した。

 申し合い中には師匠の宮城野親方(元横綱・白鵬)から「もっと重い相撲を取れ。日馬富士は軽いけど重い相撲を取るよ」などとアドバイスを送られた。申し合い後には上がり座敷の近くへ呼ばれて丁寧な個別指導を受ける場面も。大横綱の教えは「分かりやすい」としながらも、天才的な技術が高度すぎたためか「なかなかできないですよ」と難しいようだった。

 日体大時代に85キロ級で全国学生体重別大会を連覇し、世界選手権にも出場したことがある実力者。同じ小兵の兄弟子・炎鵬(28)や石浦(32)を手本に、1メートル66の元学生横綱・川副(23)らとともに関取昇進を目指していく。幕下復帰が確実視されている九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)の土俵で、充実した稽古の成果を発揮する。

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