クライミングW杯複合 男子の楢崎智亜&女子の森秋彩が準決勝1位で決勝に進出

2022年10月21日 14:50

スポーツクライミング

クライミングW杯複合 男子の楢崎智亜&女子の森秋彩が準決勝1位で決勝に進出
スポーツクライミング男子の楢崎智亜 Photo By スポニチ
 スポーツクライミングのワールドカップ(W杯)複合盛岡大会は21日、盛岡市の岩手県営運動公園スポーツクライミング競技場で男女の準決勝が行われ、男子の日本勢は楢崎智亜(TEAM au)が1位、緒方良行(B-PUMP)が2位、本間大晴(明治安田生命)が3位、藤井快(TEAM au)が5位、川又玲瑛(B-PUMP)が7位と、5人が同日午後6時からの決勝に進んだ。

 女子の日本勢は森秋彩(あい、茨城県連盟)が1位、東京五輪銀メダリストの野中生萌(みほう、フリー)が3位、谷井菜月(明治安田生命)が5位、地元盛岡出身の伊藤ふたば(TEAM au)が7位と、4人が22日の決勝に進出した。

 複合はボルダリング、リードの2種目で争われ、両種目の合計得点で順位が決まる。昨年の東京五輪でスピードを加えた3種目で行われたが、24年パリ五輪に向けて変更された。この方式でW杯複合の開催は初めて。

 男子1位通過の楢崎はボルダリングで4課題全てを完登、うち3課題は一撃完登で99・9点という高得点をマーク。「少し疲れを感じていて、少ないアテンプト(試み)で登っていかないと、このラウンド戦えないなと思っていたので、集中力を高めたのが、このテクニカルなラウンドと合っていた」と振り返り、決勝に向け「優勝目指して頑張る」と気合いを入れた。

 女子トップ通過の森は前半のボルダリングで6位につけると、得意のリードでは、ただ1人完登を果たして首位に躍り出た。22日の決勝に向け、「3日目で体力的には厳しくなるけど、最後なのでカッコいい登りを皆さんに見てもらえたら」と意気込みを語った。

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