三段目・聖富士が同学年の元高校横綱・豪ノ湖に快勝「良い相撲だった」先場所の序二段Vで自信

2023年07月10日 13:00

相撲

三段目・聖富士が同学年の元高校横綱・豪ノ湖に快勝「良い相撲だった」先場所の序二段Vで自信
聖富士(右) Photo By スポニチ
 【大相撲名古屋場所2日目 ( 2023年7月10日    愛知・ドルフィンズアリーナ )】 東三段目61枚目の聖富士(19=伊勢ケ浜部屋)が元高校横綱の豪ノ湖(19=武隈部屋)を破って白星発進とした。立ち合いすぐに右を差して一気に前に出て押し出し。「あんまり覚えてないけど良い相撲だったかな」と会心の内容に笑顔を見せた。
 2人は同学年で今年初場所初土俵の同期。ともに序ノ口、序二段をそれぞれ1場所で通過して三段目中位まで番付を上げてきた。序ノ口で対戦した春場所は敗れており、それ以来プロ2度目の対戦。「ライバルというかこれから当たっていく相手なので、リベンジとして戦いました」。上の番付でこれから何度も対戦していくと思われるライバルに雪辱。今後も04年生まれ世代の出世争いに注目だ。

 先場所は序二段で7戦全勝優勝。決定戦では幕下上位経験者の欧勝竜を破って自信を深めた。場所前の稽古では、静岡・飛龍高の先輩でもある十両・熱海富士らの胸を借りて50番以上の申し合いをこなす日もあった。「みんな強いので、ちょっとでも勝てるようになれば自然と強くなると思う」と猛稽古で力をつけていく。

 「できれば優勝して(三段目も)1場所通過したい」と今場所の目標を掲げながらも「このままじゃ幕下では通用しない」と現状を分析。「とりあえず勝ち越し」と一歩ずつ着実に番付を上げていくことを見据えた。

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