リーグワン花園・向井昭吾ヘッドコーチが所信表明「近鉄を強くする。日本代表を多く輩出する」

2023年07月10日 17:53

ラグビー

リーグワン花園・向井昭吾ヘッドコーチが所信表明「近鉄を強くする。日本代表を多く輩出する」
取材後に写真撮影に応じる向井監督 Photo By スポニチ
 ラグビー・リーグワン1部の花園で新たに指揮を執る元日本代表監督の向井昭吾ヘッドコーチ(61)が10日、本拠地の花園ラグビー場で報道陣の取材に応じた。
 かつて東芝府中で日本選手権3連覇を達成。03年W杯で日本を率い、19~21年はコカ・コーラを指揮した同ヘッドコーチは、花園からの就任要請を受諾した理由などを明かした。

 「前のところのチームがなくなって、トップでの指揮はもうないなと思っていたら、ライナーズから声をかけてもらった。自分自身のラグビーの血がたぎった」

 花園は2部から昇格して挑んだ22~23年シーズンのリーグ戦で1勝15敗の最下位に終わった。入れ替え戦を制して1部に残留したものの、経験豊富な指揮官は巻き返しを託された。

 「ライナーズというと、漢(おとこ)というイメージ。そこを、もう少しスマートな漢に変えていきたい。ダンディーで知的な部分も出しながら。一つでも二つでも、接戦をものにできるチームにしていきたい」

 すでに今月3日から着任しており、大きな目標として「近鉄を強くする。ライナーズから日本代表を多く輩出する」と語った向井ヘッドコーチ。ディフェンスの立て直しなどを課題に挙げつつ「トップメンバーで戦えれば、かなり戦える。ただ、次の出たメンバーが同じようにできるかというと“うーん”とうなるところ。そこを埋めることができれば」と抱負を語った。

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