畑岡奈紗はメジャー初制覇ならず「悔しさを忘れずに努力していく」76と苦しみ4位

2023年07月10日 10:15

ゴルフ

畑岡奈紗はメジャー初制覇ならず「悔しさを忘れずに努力していく」76と苦しみ4位
ギャラリーの声援に応える畑岡(AP) Photo By AP
 【全米女子オープン最終日 ( 2023年7月9日    米カリフォルニア州ペブルビーチ・リンクス=6505ヤード、パー72 )】 1打差首位から出た畑岡奈紗(24=アビームコンサルティング)が1バーディー、5ボギーの76と苦しみ、通算3アンダーの4位に終わった。悲願のメジャー初制覇はお預けとなった。アリセン・コーパス(25=米国)が69をマークして通算9アンダーで逆転し、ツアー初勝利となるメジャー初制覇を飾った。
 初タイトルへのプレッシャーなのか、畑岡のゴルフに狂いが生じた。前日の66から一転、76と苦しみ4位。今回も悲願のタイトルには届かなかった。「トップとして最終日を迎えるのは今回が初めてだった。やはり少しプレッシャーもありながら、なかなか攻めきれないところもあって伸ばすことができなかった。優勝を目指してずっとやってきているので、こういった結果になってしまったのは本当に悔しいし残念」と振り返った。

 コーパスと首位に並んで迎えたサンデーバックナインに試練が待っていた。10番でバーディーを奪ったコーパスにトップを譲る。主導権を取り戻したいところだったが、12番で1・5メートルのパーパットを外し、14番パー5では第3打がグリーン奥にオーバーしてスコアを落とした。勝負の後半で痛恨の4ボギーを叩き、優勝争いから脱落した。

 米ツアー参戦7年目を迎えた日本のエース。ここまで6勝を重ねてきたが、畑岡の視線の先には常にメジャー初制覇があった。18年全米女子プロ選手権、21年今大会ではプレーオフの末に惜敗。特に2年前に笹生優花に敗れたこの全米女子オープンは、かねて最も勝ちたいと語っていた大会だった。

 第3日に66をマークし、自身初めて首位で最終日を迎えた。しかし自身27度目の挑戦も、またもメジャーの壁に跳ね返された。24歳は「悔しさを忘れずに、これからも努力していきたい。またこういうチャンスを自分で作れるように頑張りたいと思います」と気丈に顔を上げた。

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