龍神ジャパン 世界1位の壁は高かった…ポーランドに0-3完敗 西田「やりたいことができなかった」

2023年07月10日 04:22

バレーボール

龍神ジャパン 世界1位の壁は高かった…ポーランドに0-3完敗 西田「やりたいことができなかった」
<日本・ポーランド>ブロックを試みる西田(中央)(C)FIVB Photo By 提供写真
 【バレーボール ネーションズリーグ男子フィリピン大会最終日   日本 17-25、19-25、18-25 ポーランド ( 2023年7月9日    パサイ )】 世界ランク6位の日本は同1位のポーランドにストレート負けを喫し、10勝2敗で1次リーグを終えた。上位8チームによる決勝大会(19日開幕、ポーランド)進出が決まっていた日本は新布陣で臨んだが、第1セットを17―25で落とすと、昨年の世界選手権準優勝の強豪に完敗した。
 世界1位の実力を見せつけられた。石川は「相手のサーブとブロックにやられた。課題の多い試合だった」と振り返り、西田は「向こうにいい状況をつくらせて、こっちのやりたいことができなかった」と険しい表情だった。

 1次リーグ最終戦。ブラン監督は新布陣で臨んだ。イタリア戦に続き右手負傷のアウトサイドヒッター高橋藍をベンチに置き、大塚を起用。セッター永露、ミドルブロッカー高橋健、リベロ小川をコートに送り出した。

 第1セットは中盤まで競り合ったが、終盤の6連続失点で落とした。第2、第3セットもポーランドの高さと速い攻撃に対応できずストレート負けした。

 2連敗で1次リーグは終了。ただチームは確実に進化した。強豪のフランス、ブラジルを撃破。当初は控えだった大塚やオポジット宮浦が存在感を示した。ポーランド戦では途中から石川らを休ませ、エバデダンら新戦力に経験を積ませた。

 決勝大会を見据えて「レベルを上げて、チームで勝ちにいきたい」と西田。石川は「ベスト4に入ることが目標。簡単ではないけど、そこにトライしたい気持ちを、日本に帰ってつくって、ファイナルラウンド(決勝大会)に進みたい」と力を込めた。

おすすめテーマ

2023年07月10日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム