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宇良2連敗も朝乃山と大学時代以来8年半ぶりの再戦に感慨「不思議な感じですね」

2023年07月10日 22:17

相撲

宇良2連敗も朝乃山と大学時代以来8年半ぶりの再戦に感慨「不思議な感じですね」
宇良を上手投げで破る朝乃山（撮影・井垣　忠夫） Photo By スポニチ
 【大相撲名古屋場所2日目 （ 2023年7月10日    愛知・ドルフィンズアリーナ ）】 幕内・宇良（31＝木瀬部屋）が朝乃山（29＝高砂部屋）に敗れて初日から2連敗となった。
　相手得意の右を差されて先に攻め込まれ、土俵際で逆転の下手投げを狙うも左上手投げでねじ伏せられた。「元大関で強いに決まっている。それは承知でした」。初顔合わせの相手に挑戦者の気持ちで臨んだが白星はつかめなかった。

　関学大出身の宇良と近大出身の朝乃山。西日本で活躍してきた2人は、プロでは初対戦だが大学時代に2度対戦していた。13年6月の西日本学生選手権個人戦決勝では寄り倒しで敗れ、14年12月の全日本選手権では寄り倒しで勝っている。その時の試合について「もちろん覚えてますよ」と宇良。最初の対戦時は体重が現在よりも60キロ以上軽い約80キロの小兵選手だったこともあり「お互いあの時とは全然違いますね」と笑った。

　8年半の時を経て幕内上位の土俵で再戦。「うれしかったです。何か不思議な感じですね」と感慨深げだった。

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