男子バスケ日本代表 堅守で台湾に連勝も…3点シュート成功率低迷 馬場「世界では勝てない」

2023年07月10日 04:22

バスケット

男子バスケ日本代表 堅守で台湾に連勝も…3点シュート成功率低迷 馬場「世界では勝てない」
<日本・台湾>第1クオーター、ダンクを決める吉井(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【バスケットボール男子国際強化試合   日本92-56台湾 ( 2023年7月9日    静岡・浜松アリーナ )】 W杯(8月25日開幕、日本、フィリピン、インドネシアの3カ国共催)を控える日本(世界ランク36位)が台湾(同69位)に92―56で大勝した。6月にW杯の日本代表候補が発表されてから初の強化試合となった台湾との2連戦で2連勝。3点シュート成功率が22・5%(40本中9本)に低迷する中、激しい守備で主導権を握った。国内では来月2、4日にニュージーランド(同26位)と対戦する。
 日本は堅守を軸に主導権を握り、8日の第1戦から失点を30点減らした。第1Qでは台湾をわずか7点に抑え、ホーバス監督は「出だしから守備はよくやっていた。守備から速攻も始められた。3点シュートは入らなかったが、92点は全然悪くない」と強調した。

 第1戦で44・7%(47本中21本)を記録した3点シュート成功率は22・5%に低迷する中、守備からミスを誘い、速攻やドライブによる得点でカバー。持ち味の激しいプレーで相手を苦しめた原は「第1戦とは違う勝ち方ができた」とうなずいた。試合を通して強度の高い守備を継続できたことは収穫だが、格上ぞろいのW杯では外からのシュート精度を上げることが不可欠。馬場は「この成功率では世界では勝てない」と語った。

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