【ラグビーW杯】松島「ぬるい」6点差まで詰め寄られ危機感 堀江反省も「ほんま危なかった」

2023年09月30日 04:43

ラグビー

【ラグビーW杯】松島「ぬるい」6点差まで詰め寄られ危機感 堀江反省も「ほんま危なかった」
<日本・サモア>後半、ライン際を走る松島(撮影・篠原 岳夫) Photo By スポニチ
 【ラグビーW杯フランス大会1次リーグD組   日本28―22サモア ( 2023年9月28日    トゥールーズ )】 勝利でわずかながら緩んだ空気を、日本代表として歴代最長のW杯12試合連続先発出場を果たしたWTB松島がビシッと引き締めた。最後は6点差まで詰め寄られたゲームを振り返り、「自分たちのぬるい部分が時々出てしまった。それをなくさないといけない」と危機感を募らせた。
 後半40分間はほぼ丸々数的有利だったにもかかわらず、開き直った相手に接点周りを集中砲火され、残り15分から2トライを許した。敗れた17日のイングランド戦も、1点差に詰め寄った残り25分から3トライを許し、結果的には完敗。詰めの甘さは永遠の課題でもあり「直すところはたくさんある。気を引き締めないといけない」と厳しい言葉を並べた。

 前半36分にタックルに入った際、相手頭部への衝突でイエローカードを受けた堀江も、「ほんま危なかった。レッドだったらどうしようと思った」と振り返った。前回大会後、危険なタックルへの取り締まりは厳しくなり、今大会はすでに7枚のレッドカードが乱れ飛んだ。特にサモアは7月にリーチがレッドカードを受けた相手。最悪の事態も脳裏をよぎるシーンだった。

 勝って反省できるのが救い。ただしサモアよりも格上のアルゼンチンに同じ過ちを繰り返せば、勝機は限りなく小さくなる。「もちろん勝つ。それ以外にない」と堀江。まずは足元を見つめ直し、ぬるさと緩みを排除する。

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