【ラグビーW杯】アルゼンチンが大勝で2勝目!総得失点差で日本抜き2位浮上 さあ10・8決勝T懸け激突

2023年09月30日 23:50

ラグビー

【ラグビーW杯】アルゼンチンが大勝で2勝目!総得失点差で日本抜き2位浮上 さあ10・8決勝T懸け激突
<アルゼンチン・チリ>チリを圧倒したアルゼンチン代表フィフティーン(AP) Photo By AP
 【ラグビーW杯フランス大会1次リーグD組   アルゼンチン59―5チリ ( 2023年9月30日    ナント )】 世界ランキング9位のアルゼンチンが同22位のチリに59―5で快勝。10回目のW杯で初めて実現した南米勢対決を制して2勝目(1敗)、トライ数のボーナスポイントも獲得し総勝ち点9とし、同勝ち点ながら総得失点差で日本を上回り2位に浮上した。
 アルゼンチンは第2戦のサモア戦から先発11人を変更。バックスリーに2人、リザーブに2人のW杯デビューとなる選手を配置した一方、10番には節目の通算100キャップ目となるキックの名手、SOニコラス・サンチェスを配置。経験者と若手をミックスしつつ、中7日で迎える日本戦に向けて主力を温存した。

 初戦のイングランド、続くサモア相手には1トライずつしか挙げられなかったアルゼンチンだが、格下のチリには本来の攻撃力を発揮した。前半9分にサンチェスが約35メートルを走りきって、節目の一戦を自ら祝う先制トライ。前半を24―0で試合を折り返すと、後半6分にW杯デビューとなった東京五輪7人制代表のFBボガドが、セブンズのランニングスキルを生かして30メートルを突破し、ボーナスポイント獲得となる4トライ目。その後もトライを追加し、終わってみれば圧巻の8トライ。54点差の大勝で2位に浮上した。チリは無念の4戦全敗。

 決勝トーナメント進出を懸けた10月8日の日本との直接対決は、勝った方がD組2位となり進出が決まる。引き分け、かつ勝ち点が同じ場合は、現時点で総得失点が上回っているため、アルゼンチンが優位な状況で決戦の時を迎えることになった。

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